ロンドンから田舎町への引っ越し
最終更新: 2019年1月17日
2017年6月17日、ついに住みなれたロンドンから引っ越した。
引っ越し先は、緑豊かなSussexの田舎町。
ロンドンでは考えられないけど、たった一度のヴューイングで決めた。
部屋は小さいけど、デスクも置けてセミダブルベッドもある、十分な広さ。
南向きの庭に洗濯物も干せる←これ重要。
何よりも、家賃はBill・Tax込みでロンドンの今までのStudioの半分!

1997年に渡英して、4年間の学生生活を終え、ロンドンでの生活が本格的にスタートしたのは2002年2月。
仕事が決まり、ワークパーミットを取ってもらうことが決まってからの再渡英。
仕事は楽じゃなかったけど、毎日が新鮮で楽しかった。
本格的に移住してから15年、留学生としてイギリスに来てからはちょうど20年。
ロンドンは変わった。私も変わった。
いつの頃からか、ロンドンを出たいと思うようになっていた。

引っ越す前は、きっとすぐにロンドンが恋しくなるだろうと思っていた。
ロンドンの街並み、勤めていた会社、同僚や友人たち、行きつけの店、インスパイアリングなエキシビション、毎日のようにどこかで開かれているイベント・・・。

でも、引っ越した途端に、すべてのことは夢だったとしか思えなくなった。
もちろん前日までのことはちゃんと覚えている。
でも、それが昨日まで現実だったなんてとても思えない。
長い長い夢から覚めて、夢うつつの状態のような不思議な気分のまま、もうすぐ1ヶ月が経つ。
ちゃんと目を覚まして起き上がり、動き出す時間が迫り来るのを感じながら・・・。
